ヘルストロンの記事でも説明しましたが、電位治療器は昭和3年に開発されてから50年以上も経つ治療器で古くから人々の健康を支えています。
そして、その老舗と言えばヘルストロン。名前だけは聞いたことがあるという方も多いと思います。そんな、歴史のある電位治療器を取り扱うメーカーの一つにタカダイオンという機種があります。
少なくとも第二次世界大戦後には存在していたらしく、こちらもかなり歴史があるようです。そこで今回は、吉田統合研究所の製品であるタカダイオンについて紹介します。
1940年代に開発された電位治療器
タカダイオンは、1940年に東邦大学の高田蒔という博士が考案した電位治療器です。
何でも、電位治療の原理である負電荷療法を創設した人で、タカダイオンは日本で初めて医療機器として認可を受けた電位治療器だそうです。
- ヘルストロン
- 1928年に電位治療器を発売
- タカダイオン
- 1940年に認可を受けた電位治療器を発売
タカダイオン特徴は、他社製品よりもマイナスイオンをより多く体内に取り込むことができること。
もともと考案者が生化学者であったことが関係しているようです。
タカダイオンの基本性能
基本性能は、以下のようになっています。
項目 | 詳細 |
---|---|
料金 | 約270,000円 |
サイズ | 10×26×20cm |
出力 | 0~450V |
その他特徴 | 電位療法 イオンパンチ療法あり |
出力が最大450Vということで、低圧電位タイプに分類されます。出力は100Vや200Vに調整も可能。自分の体調や体質に合わせて切り替えることができます。
体全体にマイナス電位が働きかける電位療法のほかに、イオンパンチ療法(局所療法)でツボや痛みのあるところにマイナス電位を注入、タカダイオンにしかない機能となっています。
効果・効能
- 肩こり
- 頭痛
- 不眠症
- 慢性便秘
販売元で公式に発表している効果効能は以上の4つと”顔のたるみ・シワ・シミ・ほうれい線や肝斑の除去”。
(他の製品でアトピーが改善されたという声もあったので、やはり何かしらの効果を感じている人がいるってことなんでしょうか?)
実際、薬機法(昔は薬事法と呼ばれていました)にて電位治療器の効果を上記のように認められたのは平成17年の話。それ以前に、電位治療器の認可を受けたタカダイオンは、アトピーや鬱、認知症などにも効果が期待できるとされていました。
その他、真偽のほどは定かではありませんが、第二次世界大戦で被曝した人の原爆症に貢献したという話もあったとか。
少なくとも戦後から存在していると言ったわけですが、原爆症うんぬんの話はさすがにどうでしょうか。(無かったという証明も具体的に説明はできないのですが…。)
では実際、タカダイオンの利用者はどんな印象を抱いているのでしょうか。とっても気になります!
自分で調べた情報だけではよく分らないので、タカダイオンを使ったことがある方の口コミがないかリサーチしてみました。
良い口コミ
▼Amazon


Twitterの口コミはちょっと違和感ありますが、Amazonのほうを見ると効果を感じたという人はいるみたいですね。情報が少ないので何とも言えませんが、国から認められているので人によっても効果の差はかなりありそう。
悪い口コミ

Twitterで、こんな情報をアップしている人がいました。
記事を見ると、理研プロジェクトという会社(タカダイオンのメーカー・株式会社日本理工医学研究所との関係性はわかりません)の社長が「治せない病気はない」と謳っていたなどと書かれています。
う~ん…何でそんな大風呂敷を広げてしまったんでしょうか。これはマイナスイメージです。
効かない、効果が得られないときはどうする?

タカダイオンは出力が弱い低圧電位タイプの電位治療器なので、効果を感じにくい人がいることも考えられます。
出力を最大にしたり、時間を長くしたりしても効果が感じられないときは、残念ながら身体に合っていない可能性が高いです。
もしくは使い方を間違っていることも考えられるので、まずは販売元に相談されることをおすすめします。
副作用、違和感を感じたら?

副作用というほどではありませんが、まれに使用中ピリピリした感覚を覚える人がいるようです。これは電流によるもので、体に害はないとのこと。、出力を弱めて様子を見てみてください。
まとめ

タカダイオンは歴史の長い電位治療器で、現在もメーカーや中古市場でで取り扱いがあるので、それなりに人気のある電位治療機ではないでしょうか。
また、低圧電位の機器なので、弱い出力だけで良いという人にはいいかもしれません。
ただ、本体は27万円と高額…。なかなか新品では手が出ないという方は、リースか中古での購入をおすすめします。
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